直心影流富山派 素遊会

基本について

1)手の内之事

『起こりなく手首を溜めて打つ』

①起こりなく

 起こりとは『己が走ると書く』攻撃の始まり、体の動き、起こりなくとは攻撃時の動きがない太刀を構え少しも太刀を動かさず打つ事(先ずは正しい太刀の持つことからはじめる事が大切)、切先が上下運動してはいけない前後運動することが望ましい。

①溜める

 何時に於いても手首を返し打突することが出来るよう状態にしていること。

 太刀の振り方は初心に於いては手首3,肘2,肩1の動きをするがしかし業・位し進むにつれ起こりない動きとなる事。手首の溜め、肘小指球から進めるようにする。切先は眉間につけ少しも動いてかしてはいけない。このときに間合い・身体の使い方が大切である。

「視界の盲点」

「視界について私達の視界の中には実は常に見えない部分が存在します・ 解剖学的には『盲点』と言います。網膜の神経細胞で発生した信号を脳に送る神経ケーブルを束ねている個所が   眼球の中にあって、光の反応する(視神経乳頭)所が反応できなくなります。 眼球の中の位置としては網膜の中央に位置する中心窩(ちゅうしんか)から鼻側に15度ずれた個所に存在し、視角として約5度の範囲を占めています。 盲点の位置する角度は注視点を0度とすると外側15度の方向なので、そのあたりに必要な情報がもしあっても『見つからない』、『見えない』、という現象が起こります。 武道に於いても相手が消えたとか見え無くなったとか古来より口伝として伝えられておりますが。これらの現象は先人の修業中に経験で得たものではないかと考えます。(現在、解剖学的に解明されているにもかかわらず気づいて人が少ない)。                                                       「影流」においても相手の打突を刀で裏表にに払う時に体足を左右に約15度さばく事を教えられます。皆さん形稽古にこだわりすぎ疑問に思うことがないように思われる。此の時に撫ぜキッ先は眉間につけておく事が望ましいか?。                                                              「練習の注意」  ①目付は一転をに集中してはダメ(集中すると所に身体が動く)。  ②遠くを見て近くを漠然とみる。  ③相手の前後左右に意識して見るようにする事。 何故、相手にキッ先を付けることで相手の意識はキッ先に集中することで死角(盲点)が生まれ打突が可能となります。 相手(自分)が打ちかかって来る時は、小手,面‥に視線が一転に集中しては駄目です。周りが見えない状態となり左右から攻められると一周見えない状態になる為に打突されます。  どうすればよいか?、目付は一転に集中してはいけません周りが見えなくなります。(他の流儀では手首、肘、肩の動きを見る教えがありますがそれには何か裏の意味が存在します) 私達は、考え脳に伝達し行動を起こすまで0.5秒かかると言われています。相手の動きを見てから行動は遅くなります感じることが大切です。(相手の動く頭を打つべき間)。