直心影流富山派 素遊会

鹿島神傳直心影流系譜(富山派)

鹿嶋神傳直心影流系譜: 愛州移香(愛州陰流) 愛州七郎 ―松本(杉本)備前守守紀政元 ―上泉伊勢守藤原秀綱(新陰流) ― 奥山休賀斎平公重(神影流) ―小笠原源信斎長治(真新陰流) ―神谷傳心斎平眞光(直心流) ― 高橋直翁源重治(直心正統流) ―山田一風斎藤原光徳(直心影流) ― 山田長沼四郎左差衛門尉藤原国郷(直心影流) ―山田長沼活然斎藤原綱郷(直心影流) ―藤川弥司郎左衛門尉藤原近義(10世摘伝) ―赤石軍司兵左衛門 藤原孚祐(11世摘伝) ―団野眞帆斎源義高(12世摘伝) ―男谷下総守源信友静斎、蘭斎(13世摘伝) ―榊原鍵吉源友善(14世摘伝) ―富山 圓 (初代富山派) ―富山可誠 (2代富山派) ―吉永儀秀 (3代富山派) ―吉永法文素遊 (4代富山派) ―友宗明生慈恩 (5代富山派) ― 寺脇利之穏遊 (6代富山派)    

富山圓(初代鹿島神傳直心影流富山派・大日本武徳会剣道範士)

富山圓(播磨国龍野藩直心影流剣術指南役・大日本武徳会剣道範士)富山圓は嘉永4年6月1851年嘉永4年6月に兵庫龍野に生まれ、幼少より 父富山斎(いつ き)の二男 につき武術を学び、江戸では2代目斎藤弥九郎、西尾源左衛門、桃井春蔵の諸大家に柔術を戸塚彦助に学ぶ。・全国の各警察署剣道の教士となる。(千葉県警察署東京向島巡査屯所北海道空知集治監函館警察署東京水上警察署富岡門前警察署徳島県警察部台湾総督府など。)・撃剣試合(向ヶ丘弥生社)で藤田五郎(斎藤一)と対戦する。・大日本帝国剣道形制定の委員を務める。・大日本武徳会から範士号を授与される。

 

富山可誠(第二代鹿島神傳直心影流富山派・大日本武徳会教士)

富山可誠(第2代鹿島神傳直心影流富山派・大日本武徳会教士)   

明治19年六月生まれ。富山圓の長男1940年(昭和15年)富山可誠が紀元二千六百年奉祝天覧武道大会に指定選士で選ばれている。父儀秀とともに富山圓につき影流を学ぶ(台湾武道専門学校)このとき息子の可誠先生は相当の腕前だった。西の富山可成、東の高野佐三郎と称されたが可誠先生は早くに死去されたので文献にはほとんど記載(日本武道専門学校に記載のみ)が少ない。圓先生はうちの可成は子供の剣道をすると(笑いながら)しかし其の時には可誠先生は師範代であった立ち合い事すらできないとお話があった。しかし早くしてなくなられた為歴史には残っていないがもう少しな長く生きておれば日本の剣道界も変わっていたかもしれない(素遊)

 
 
 

吉永儀秀(第三代鹿島神傳直心影流富山派)

鹿児島生まれ、示現流免許皆伝

富山円範士より直心影流免許。鹿児島生誕幼少時より示現流の免許皆伝であった。台湾(台中武徳殿)に赴任されて来られた富山圓先生と出会い稽古をお願いした、しかし立ち合いで触れることもできなく幾度となく稽古をつけてもらうが結果は同じであったそうです。その後、圓先生より影流を学ぶ。

吉永法文素遊(第四代鹿島神傳直心影流富山派素遊会)

吉永法文素遊先生

大正11年4月8日鹿児島生まれ幼少より父より示現流を学ぶ富山圓・可成先生につき影流を学ぶ。

1968年昭和43年4月 大東市体育協会2代目会長 初代大阪作刀会代表教師・書道家・刀剣鑑定士(本阿弥免許)先生は刀剣師の発展に尽力され南紀竜神太郎(貞行、貞文、貞茂)。奥出雲横田(小林貞法・貞永・貞照)。1979年昭和54年直心影流素遊会を設立。武道は綜合武道であり武士の精神教養である[剣の道は孤独との戦い己に打 ち勝つことであり勝てばよいものではなく 心身練磨し礼節を尊び、信義を重んじ誠を尽くすこと本物の武道家は人格的に尊敬されなければならない]

友宗明生慈恩(第五代鹿島神傳直心影流富山派素遊会)

大阪生まれ、大阪浄土宗自香寺住職。剣道、居合道道を大東市で修行する。              1975年昭和50年 吉永法文に出会い直心影流を学ぶ。橿原神宮、四条畷神社などの奉納演武を行う。                  南紀龍神安達刀剣師より作刀の指導を伝授。                            1979年昭和54年2月 免許皆伝・2代目大阪作刀会代表

寺脇利之穏遊(第六代鹿島神傳直心影流富山派素遊会)

1955年奈良県生まれ、16歳より三重県にて剣道を始める県大会優勝。               1975年 無外流居合術、1985年 宝蔵院流十字鎌槍。 1990年 夢想神伝杖術。                                   1980年 24歳で吉永法文と出会い直心影流の修行を行う。                       1981年 中伝傳位 1985年 奥伝傳位 1989年(平成元年2月) 免許皆伝。               3代目大阪作刀会代表(南紀龍神の安達貞茂刀工師より指導受ける)

(その他居合道、杖道、槍術等を習得)・柔道整復師・整体師・理学士